1971年、日立製作所システム開発研究所に入社。1975年、CIJに転職。1978年長女を出産。 1992年、取締役副社長などの役職に就任し、並行してCIJアメリカ社長などを歴任。2014年に退社。 大企業への営業でCIJを一部上場企業に導く。神奈川県情報サービス産業協会副会長や、早稲田大学、神奈川工科大学での客員教授を兼務。 現在は、日本情報技術取引所の副理事長やキャリア研究会の会長などを務め、活動を続けている。
世界の中で日本ほど、‘女性の能力が活用されていない国’ はありません。2023年の世界経済フォーラムでは日本のジェンダーギャップ指数は146か国中125位、国会議員や管理職は欧米では35%以上というのに、日本は10%少し。1990年からの失われた30年は工業化時代の少品種大量生産から情報社会になり、マーケットが多様化したにもかかわらず、工業化時代のやり方を変えず、多様性を無視していたからに他ならない。日本の多様性の最大は女性であり、多様性のないところにイノベーションは生まれないと言われています。日本の場合、同じ教育を受け、その差はないのに、世間に出るとその能力が活かされていないことが多い。アンコンシャスバイヤス(無意識の偏見)が大きいと思います。(女性の方が大きいといわれている)が、これを取り除き、DX人材になる ことが大切であると考えられます